四万六千日(しまんろくせんにち)・ほおずき市
◆7月10日に浅草寺の観音さまにお参りすると、46,000日(約126年)も日参したのと同じご利益があるとされ、
「四万六千日(しまんろくせんにち)」のご縁日と呼ばれています。
江戸時代には、7月10日に一番乗りで参拝したいという熱心な人が増え、前日の9日より参拝者で賑わうようになりました。
◆鮮やかなほおずきは、昔は薬用にもされていました。
7月9日と10日の両日に浅草寺では「ほおずき市」が開かれ、
浅草寺境内にほおずきを扱う露店が立ち並び、朝早くから夜遅くまで多くの人で賑わいます。
また、ほおずきの鉢につけられた江戸風鈴の涼しげな音色が、下町・浅草の夏祭りを彩ります。
◆お札の授与
この2日間に限り、黄色の掛け紙の祈祷札『黄札』や、
竹串に挟んだ三角形の守護札『雷除札(かみなりよけふだ)』が授与されます。
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